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第16週
「磯おばさんの秘密」 / 7月17日(月)〜22日(土) |
| 昭和18年3月。「山長」で働く桜子(宮崎あおい)の元に、東京で妊娠中の笛子(寺島しのぶ)を助けてやってほしいという手紙が杏子(井川遥)から来る。桜子はかね(戸田恵子)に暇をもらって東京へ。ところが笛子たちが住むマロニエ荘では、冬吾(西島秀俊)やヤスジ(相島一之)たちに加え、食に飢えている新たな画家仲間が出入りし、笛子は自分の食べ物まで彼らに分け与える始末。そして笛子のお産も始まって桜子は慌てるが、磯(室井滋)が岡崎から駆けつけて来て、なんとか子供は生まれる。そんな折、新美術協会で開こうとしていた展覧会に出す絵の特高による査察が行われ、まだ二十歳に満たない和之(荒川優)の絵がはねられる。桜子は、和之が実は磯が生んだ息子だと知る。磯の元・愛人で和之の父である周助は、和之が画家をやめれば、有力者に展覧会を開催させることをお願いしてもいいと言う。冬吾たちは和之を見殺しにしないよう妥協案を見出し、桜子は周助に和之の絵を見に来るよう働きかける。展覧会当日。桜子は磯、和之、周助の心のつながりを見るが、やがて展覧会は中止に・・・。 |
第17週
「希望は捨てません」 / 7月24日(月)〜29日(土) |
桜子(宮崎あおい)は、亨(赤子)が目の病気らしく、精密検査に多額の金がかかることを笛子(寺島しのぶ)と冬吾(西島秀俊)に告げる。国策に従わない冬吾の絵は売れず、笛子は知り合いのつてで電話交換手の仕事を始めるが、亨(赤子)をお守りしながらでうまくいかない。そんな笛子を見た冬吾は、自分が働くと言うが、笛子は冬吾には絵を描いてもらいたいと願う。仕方なく冬吾は、笛子に黙って桜子に仕事を紹介してもらう。それは鋳物工場で材料を持ち運びする仕事で、冬吾にはつらいものだったが我慢する。そんな折、以前ダンスホールのジャズバンドで腕を鳴らしていた秋山(半海一晃)が食い詰めているのを、桜子が発見。マロニエ荘に連れて来る。秋山はこんな時代に芸術をやっても意味がないと嘆くが、桜子は希望を捨てたくないと言う。その言葉に触発された秋山は、質に入れたサックスを取り戻そうとする。一方亨の目の検査結果が出るが・・・。
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第18週
「いつかまたピアノは響く」 / 7月31日(月)〜8月5日(土) |
| マロニエ荘に住む画家・守田(若林久弥)が出征して、恋人の八重(原千晶)は元気がない。八重を慰める桜子(宮崎あおい)は、秋山(半海一晃)がラジオ用の音楽を編曲する仕事を手伝うことになる。そんな折、八重が妊娠していることが発覚。産むべきかどうか悩むが、桜子やヤスジ(相島一之)が応援すると言い、産むことを決意する。一方、杏子(井川遥)は働いている病院で、妻子に見放され何もしゃべろうとしない傷痍軍人の鈴村浩樹(高橋和也)の看病をすることに。浩樹の父・士郎(苅谷俊介)はマロニエ荘周辺の隣組長だが、息子の不甲斐無さに嫌気がさしている折にマロニエ荘のピアノの音を聞き激怒し、ピアノ線の供出を強要する。桜子はヤスジとともに歌謡大会を企画して、何とかピアノの良さをわかってもらおうとするが、士郎には理解してもらえない。そんな折、秋山が慰問先で足止めを食って、桜子はラジオの仕事に一人で挑戦せざるを得なくなる。桜子が編曲した「故郷」がラジオから流れ、それを聞いた浩樹は心を開いていく。士郎も桜子に感謝するが、もはやピアノ線の供出をやめることは出来ず、マロニエ荘のピアノは鳴らなくなる。 |
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